『CCUSによる技能者の処遇改善に向けた取組み』

現状、建設業は、元請けに価格決定権がなく、重層下請け構造で、工事毎に施工体制を組み特性があります。また同業種の専門工事業者が多く存在しており、その代替性も高く、元請けも価格重視で下請け業者を決めており、専門工事業者単独でも賃上げは困難であり、元請け・下請けを問わず全体で賃上げには取組む必要があると考えられています。また建設技能者の賃金カーブについては、賃金のピークが45~49歳までが多く、50歳以後の現場管理や、若年層への指導等といった職務内容について賃金評価がなされていない可能性が見て取れます。(平成30年賃金構造基本統計調査より)

CCUSにおいては、技能者の能力を適正に評価する為に、客観的な評価基準の見える化が必要と考え、適正な評価を求めるきっかけとし、若年層には将来の見通しを提示できるものとしています。(能力評価については、能力評価制度推進協議会のもと、能力評価実施団体による能力評価(技能レベル判定)を行っています)具体的には、元請業者が、施工体制と技能者登録を行い、技能者は、現場でカードリーダー等により就業履歴の蓄積を行います。また経験・知識・技能等の評価を行いレベルアップをし、能力に応じた処遇改善の実現を目指しています。CCUSカードの色がレベル表示をなります。詳細は下記のとおりです。

レベル1(白):初級技能者【見習い】

レベル2(青):中堅技能者【一人前】

レベル3(シルバー):職長として現場に従事できる者

レベル4(ゴールド):高度なマネジメント能力を有する者(登録基幹技能者等)

技能者登録については、現状、簡略型と詳細型の2通りがあり、どちらかを選択して頂くことになります。レベル判定を行う場合は、詳細型での登録が必要になってきます。簡略型と詳細型の違いについては、技能者登録料や、準備すべき書類の種類の数が異なります。詳細型の方が、登録料が高く、書類も簡略型に比べて多くを要します。具体的な金額や見積り等に関しましては、個別に公式ラインやメール等でお問合せ頂ければ対応致します。